商標日記


夏目漱石の商標登録


夏目漱石といえば「坊っちゃん」「吾輩は猫である」などの名作を残した、 日本の偉大な作家です。

では「夏目漱石」について商標登録出願をした場合、どうなるのでしょうか?

登録は認められるのでしょうか?

結論としては、商標法4条1項7号の「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標」であるとして登録が認められない可能性が高いです。 他人の人格権を保護する規定としては4条1項8号の「他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標は登録することができない」との規定がありますが、ここでの他人は現存している者に限られます。ですので歴史上の人物などは、7号の規定により保護される場合があるのです。 例えば「福沢諭吉」の商標登録については、賀茂鶴酒造株式会社が昭和36年(1961)6月10日に出願し、登録が認められていますが、その当時に比べ、現在ではよりこのような歴史上の人物の登録について厳しくなっています。

                                         (2013.4.29)

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